なおブログ

私自身の読書体験の効果をより高めるために、読んだ本の感想を書いていきます。

【初投稿】「本当に頭のいい人が実践している AI時代の読書術 藤井孝一」読みました #書評

始めまして、なおです。

 

部活・就活がひと段落して、「自由な時間」が一気に増えました。部活動は実質趣味レベルで没頭していたこともあって、正直やりたいことも特になかったです。

そんな中、ふとしたきっかけから、実はいま読書にハマっています。本って面白いですね。最近は本屋に行って直感で気になる本を買うことを意識しています。本のフォントですとか、カバーの材質などで気になる本を手に取ってみています。

 

ところで、最近買った「本当に頭のいい人が実践している AI時代の読書術」を読んでいる中で、読書のオススメとして『読んだらアウトプットしてみる』というやり方が紹介されていました。私はすぐに感化されるタイプなので、さっそく実践してみる事にしました。

 

媒体としてはてなブログを選んだ理由は、なんとなくです。

 

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今回読んだ本は、

・藤井孝一著「本当に頭のいい人が実践している AI時代の読書術」

です。

本屋で発見し、サラサラなカバー、見やすいタイトル・フォント、「AI+読書」というワード、に惹かれて購入しました。

全5章立てで、それぞれの章について、要約感想を書いていきます。

 

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第1章では、AIの時代が到来したときに必要な能力について、解説されています。

前提として、AIによって仕事を奪われる範囲は、その多くがホワイトカラーの領域だそうです。衝撃ですね。確かにターミネーターなどの映画を見ていると、進化した人工知能はまるで偉めの人間かの様な振る舞いをしていた気がします。就職活動を終えた身からすると、まるで他人事とは思えません。

AI時代に必要とされている能力について詳しく説明がありましたが、つまるところAIはあくまで労働者であって、人間は経営者になるべき、ということだと思います。確かに、AIは怖い側面がある一方で、便利である面もあるのは事実です。AIの主人として、上手く利用できる人が今後生き残れるのだと感じました。

 

そんな時代が訪れるからこそ、著者の藤井氏は「読書による脳トレ」を推奨しています。AIの発展により人々は脳の労働から解放されると同時に「脳の運動不足」になると警鐘を鳴らしています。私はここを読んでいてハッとされられました。昨年ごろに大学の授業の最初に教授から、「レポートをAIに書かせるな」とわざわざ注意をしていたことを思い出しました。本来学びの場であり、義務教育以上の発展的な勉強をするべき大学で、学ぶ機会をAIに代行してもらうことは、学校の存在意義そのものが揺らいでしまうような事態なのではないでしょうか。(私自身はAIうんぬん以前に部活一筋過ぎて、とても人のことを注意できる人間ではないですが、、、)

読書をすることによって、著者の経験や価値観、信念を吸収し、人間力を高めていく。それだけでなく、相手に伝える工夫や試行錯誤を行いながらアウトプットをすることによって、思考力を高めていく。これこそが、これからのAI時代で生きてくる「読書」なのだと感じました。

 

因みに、この章の中で「読書は幸せにつながる」と主張していたのですが、本当ですかね?

実際に年収層や平均寿命、ストレス軽減と読書率の相関性を根拠に挙げていたのですが、もし本当にこの主張が正しければ、読書すればするだけプラスの最強ツールになってしまいます。こんなおいしい話があるのでしょうか?

1つ感じたことは、本を読むという一見すると仕事(お金を稼ぐこと)と何の関係もないような行為に挑戦しようとする心を持っている人は、どちらにしろビジネスで成功するのではないかという点ですね。私はそんな高尚な想いも無ければ、人間力もまだまだ未熟なので、読書という趣味に出会えたのはたまたまでラッキーだったのかもしれません。

社会人になってもこの趣味を続けたいと思った一方で、あまり自信は無いです、、

 

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ここまでで第1章について書いてみましたが、1つ言わせてください。

読書のアウトプットは想像の100倍手間が掛かるんですね。正直ここまで書く間に、第1章を10回くらい読み直しました。逆に言えば、1回目の通読ではアウトプットできるほど理解できていなかったという事になります。第1章で藤井氏がおっしゃっていた「アウトプットの重要性」を、今リアルタイムで実感しています。

その代わり、今だったら第1章に関しては誰に対してもある程度説明できるレベルまで理解できています(少なくとも私はそのつもりです)。

この時点で、既にこの本から素晴らしい学びを得てしまいました。

第2章以下も頑張ります。

 

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第2章では、前章でさんざん必要性が説かれた読書について、その具体的な手段が書かれています。

 

具体的には、読書におけるよくある誤解や、読書前の準備運動がいくつか紹介されていたのですが、どれもかなり興味深い内容でした。詳細を書くことは避けますが、「本を買うからには、最初から最後までしっかり読む」「せっかく新品で本を買ったのだから、なるべくキレイに使いたい」と考えていた私からすれば、かなり刺激の強い主張でした。

藤井氏の主張を要約すると、読書では「形、見た目」ではなく「本質」を重視しろ、という事だと思います。私はまだ読書を始めたばかりの未熟者なのでまだ足踏みしているのですが、社会人として成長し、人として成熟したら挑戦してみようと思います。

ただ、すべての主張が刺激の強いものでは無く、とても共感できた箇所もたくさんあったことを補足しておきます。例えば読書の目的意識についてのところなどです。ここに関しては、部活動でも後輩への指導の際や、部を運営する際にも念頭に置いて行動していました。ここがおろそかになるとまっすぐ歩くことができず、気づいたころには当初の目的から大きく外れたゴールにたどり着いてしまったということが容易に起こりえます。正直、何度これでミスをしたか分かりません。読書でも同様なことに注意が必要なのだと感じました。

本の読み方にも種類があるみたいです。要約すると、最初に全体を流し読みして気になる箇所を「選定」、その後その箇所を熟読する。これが重要だそうです。熟読の際には気づきを書き込んだり、別で紙を用意して読書メモを作成したりすると効果的だそうです。本書では細かくやり方が載っているので、気になる人はぜひ買って読んでみる事をオススメします。私は、先ほども書いた通り、まだ本を汚すことに抵抗がある未熟者なので、いつか「大人」になった時に、改めてこの本を読んで挑戦してみようと思います。

読書の習慣化のコツや読書に適した環境、時間についても丁寧に紹介されているので、読書初心者の私からするとかなりありがたい「教科書」でした。

ちなみに、私はこの章で「これは!」と思った箇所があり、それがきっかけの1つでこの「なおブログ」を始めました。記事数が増えていくのが楽しみです。(飽きたら更新止まります)

 

ところで、私が普段読書をしている場所は、家の近くのフードコートです。フードコートと言っても郊外にあるのでそこまで大混雑はしません。逆に周囲の音がよい環境音として機能してくれています。そこでマックのアイスコーヒーを定期的にモバイルオーダーしています。幸せです。

実は社会人になると地方転勤することが確定しているので、このフードコートに行けなくなってしまいます。転勤先でもよい空間が見つかればよいのですが、、

来年までこのブログを飽きずに続けていて、転勤先でいい場所が見つかったら報告します(笑)

 

以上が第2章でした。ここを読んでいると、藤井氏はかなり「選択すること」を大事にしているという印象を受けました。本を読む際に、ただ受動的に文字を見るのではなく頭を使って読んでいくことで、結果的に知識の吸収に効果的なのだと思います。まさにトレーニングですね。学生のうちにこのことを知ることができて良かったです。

 

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第3章では、本の選び方について紹介されています。

本書の目的は「AI時代で通用する読書法」という事でしたが、AIを使役するために重要な要素は何でしょうか?著者の藤井さんの意見を要約すると、AIが出来る作業の範囲内にとどまるのではなく、一見するとロジックが通っていない行動から価値を見つけ出すことでAIを「出し抜く」ことができるとのことです。

とはいえ、どんな本を選べば良いのかが分からず、一歩を踏み出せない人も多いと思います。本書では、本の内面と外面の両面から判断できると書かれています。

 

外面についての判断基準についていくつか紹介されており、詳しく説明がされていました。ちなみに私は完全に装丁で判断するパッション派だったので、とある説明を見たときにとても安心しました(笑)

内面については、主に本の序盤を読めばメインの主張や著者の執筆目的、ターゲット層が分かるということでした。実際にこれまで読んできた本をいくつか引っ張り出してきたのですが、「いい本だな」と思っていたモノに関しては、序盤がしっかり丁寧に書かれており、変に感動しました。

 

他には、「本屋or電子書店」「実物本or電子書籍」について、藤井氏の考えが書かれていました。この節を読んだ感想としては、「本と友達になりたい場合」は本屋で実物本を買うのがオススメで、「本を道具として見る場合」は、電子書店で電子書籍を買うのがオススメというイメージが近いかなと思いました。この例えが分かりずらければ、すみません、ぜひ本書を読んでみてほしいです。

 

以上が第3章の内容です。総じて具体的なテクニックやアドバイスがメインかなと感じました。この章は文字通り教科書の様な立ち位置だと思います。読書デビュー(特に自己研鑽のための)しようとしている方は、ぜひこの章を参考に本選びをしてみるのはどうでしょうか?

 

ちなみに私は断然書店で実物本派です。本の手触りと香りが好きです。

 

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いよいよ第4章です。

この章は実質的に藤井氏の伝えたい主張の最後です(最後の第5章は全て藤井氏オススメの本の紹介)。

ここでは、読書をより効果的なものにするための最後の工夫として「アウトプット」を紹介しています。何を隠そう私がこのブログを始めたきっかけの1つがこの章で書かれています。他にも読書の後の行動を通して、本に書かれていた内容を自分なりにかみ砕き、考えることに意味があるとのことでした。

また、個人的に重要な主張がこの章に書かれていました。

それは「1冊の本から1つでも気づきを得られたら最高」です。膨大なページ数があり、様々な情報が荒波の様に渦巻いている本を前にしても、たった一つでもいいから気づきがあれば万々歳だと思えば、どんな見た目の本でも読んでみたくなるような気がします(笑)。

 

いずれにしても、読書をする際は「すぐ実践」を心掛けるということを大事にしていきたいと感じさせる章でした。

 

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第5章は先述の通り、藤井氏がオススメする本30冊が紹介されていました。

気になる人はぜひ本書を買ってみてください~

 

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以上が私の「本当に頭のいい人が実践している AI時代の読書術」を読んだ上でのアウトプットです。

いかがだったでしょうか?今改めて書いた文章を振り返ってみたのですが、なんだか読みづらいですね笑、自分の力不足さを突き付けられたような気分です、、

 

実は、一番最初はもっと詳細に本書の内容を書いていました。それが当時の私にとっての要約であり、書評だったからです。ただ、ふと著作権の問題が気になり調べてみた際に、これまで私が書いてきた文章が完全に著作権を踏みにじるような文章になっていることに気づきました。また、書き上げた文章を読み直してみると、ただ本に書いてある文章の文言を変え、短縮させているだけで、なおブログとしての付加価値が全くないことに気づきました。そこで、大幅に修正を行い今回の文章が出来上がったのですが、結局何を言いたかったのかがぐちゃぐちゃになってしまったような気がします。書評?要約?って難しいですね。

ただ、このブログを書く上で、何度も本書を読み直しましたし、何度も自分なりに藤井氏の主張をかみ砕いてみました。その経験は間違いなく私の経験値となっていると思います。

 

 

今後も、私が本を読むごとにこんな感じでブログを書いていきます。このブログの目的は「アウトプット」なので、もしこのブログを読む人がいたとしても何か素晴らしい体験が出来るわけではない可能性が高いですが、私自身のためにこのブログを更新していきます。

つまりは自己満ですね。著作権の侵害で著者様にご迷惑が掛かることだけは出来るだけ避けながら、頑張ります。(著作権を侵害していたら、その投稿はすぐ削除します)

 

大学4年、時間は有り余ってますね。

 

なお